二高の特色・学科｜ニュース

12月21日（日）、美術棟では生徒主催の「Xmasデッサンコンクール」が行われました。

２年生が中心となって企画・運営し、学年の枠を超えて、楽しみながら腕を競い合う美術科の年末恒例イベントです。

８：３０の開始と同時に一斉に石膏デッサンを開始し、心地よい緊張感が広がります。所々にいるサンタの帽子を被った生徒は、今回の審査と講評を務める３年生です。最上級生として手際良く描く姿は頼もしい限りです。

初めてコンクールに参加する１年生も果敢に挑戦しています。限られた時間でこれまでの学習成果をいかに発揮するか、楽しみです。

２年生はこれまでのトレーニングを振り返る絶好の機会です。経験や技術の違いはあれども、並べて見るまで分からないのもコンクールの醍醐味です。

昼食を挟んで合計６時間の制作があっという間に過ぎていきます。普段の授業とは違い、集体力と体力も求められ、この積み重ねが美術系の大学入試や将来の創作活動を支える基礎となります。

審査では３年生が真剣に意見交換しながら順位を決め、その後表彰と講評も行いました。

今年の上位者は１位：北口さん（２年）、２位：米田さん（２年）、３位：守屋さん（１年）、４位：中谷さん（１年）、５位：渡邊さん（２年）でした。上位賞だけでなく、特別賞として美術科の先生賞や参加賞もありました。

最後は全員でお楽しみ会が開かれ、２０２５年の制作を笑顔で終えることができました。これまで準備をしてきた２年生の皆さん、審査を努めた３年生の皆さん、お疲れ様でした！