2024年12月18日
今日から午前中授業となり、午後の時間を利用して崇城大学生物生命学部の古水先生の指導の下で課題研究を進めました。これまで「がん細胞の観察」を目標に実験を行い、核や細胞骨格(アクチンフィラメント)の染色により、がん細胞の形態を確認することができました。この研究内容は、10月のSSH中間発表会で発表をしました。
その後、がん細胞の増殖を抑制する効果はないものかと高校生レベルで考え、様々な食品に含まれる抗酸化物質の存在に気づきました。課題研究の後半は、複数の抗酸化物質によるがん細胞の抑制効果の検証とそのメカニズムの解明が目的です。
まず抗酸化物質として、緑茶等に含まれる茶カテキンの主成分であるエピカテキン、ニンジンやカボチャ、パパイヤ(第二高校特別等の南側に栽培中)に含まれるビタミンAの前駆体であるβカロテン、エビやカニなど甲殻類の骨格及び鮭の筋肉中に含まれるアスタキサンチンの3つ物質についてその効果を検証することにしました。文献によれば、アスタキサンチンがもっとも抗酸化能が高いというデータがあります。
実験では、3種の抗酸化物質をそれぞれ9種の濃度で調整し、HepG2(肝臓がん細胞)が5000個入った培地100μL中にそれぞれ10μLずつ添加します。その後、インキュベーターで48時間培養し、その増殖の様子を観察します。観察は20日16:00の予定です。この中で、最も抑制効果が高かった抗酸化物質を用いて、1月はがん細胞の抑制効果のメカニズムを解明するため、細胞周期の測定や分裂の観察、またがん細胞のアポトーシスとの関連性を検証する予定です。
抗酸化物質によるがん細胞の抑制効果の検証実験
写真でART
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