2023年03月14日
3月10日(金)熊本県立劇場にて行われた令和4年度SSH研究成果発表会の講演では
「科学と芸術×ウェルビーイング」の演題で慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科附属システムデザインマネジメント研究所研究員の 前野 マドカ 様に御講演をいただきました。
ウェルビーイングとは「健康とは、単に疾病や病弱な状態ではないということではなく、身体的、精神的、そして社会的に完全に良好ですべてが満たされた状態」における「満たされた状態」を指す言葉です。(日経文庫 「ウェルビーイング」前野隆司・前野マドカ)
当日はこの定義から御説明いただき、第二高校の普通科・美術科・理数科の3科が融合することがウェルビーイングを獲得するためにいかに大切であるかを御説明していただきました。
また、ウェルビーイングに関する研究成果事例も紹介いただき、ウェルビーイングを科学的に考察することで見えてくる、これからの私たちの生活に必要ないくつかのキーワードを、前野様は4つの幸せのための因子としてご紹介してくださいました。
① 「やってみよう」因子:やりがいや強みを持ち、主体性を持つこと
② 「ありがとう」因子:つながりや感謝、思いやりを持つこと
③ 「なんとかなる」因子:前向きかつ楽観的で、何事にもポジティブであること
④ 「ありのままに」因子:他者と比較することなく、自分らしくあること
これらの言葉には非常に生徒の印象にも残っているようで、発表会後のリフレクションにこのような感想がありました。
(★生徒の感想(一部抜粋))
★これまでの学校生活の中でGRの探究活動ではただやらされているような場面が 多かったように感じます。少しばかりか面倒だなと思うこともありました。 ですが、今回の発表会での前野さんの公演を聞いてやらされているだけではいけないと 感じました。自らが主体的に取り組むことがウェルビーイングと深く関わっているんだと 感じました。なので、今後は自らが主体的に取り組むことを意識していきたいと思います。
★これまでは自分と周りを比べて、ネガティブになってしまうこともあったけれど前野さんの公演を聞いて、自分のこれからの考えに繋げて、前向きに努力を続けられるようにしたいと感じました。また、今回の発表を通じて、GRの1・2年生の発表は多くの人が身の回りの問題について言及していたので私も身の回りのことに目を向けていこうと思います。さらに、プレゼンを作るときはなるべくみんなが想像しやすく共感を得られるものが心に残ると感じました。2年生でGRの研究をするときはみんなが共感できるような題を考えて研究してみたいです。今後、社会人になってプレゼンする機会があると思うので、来年の研究発表も共感を意識して題を考えていきたいと思いました。
講演による学びが新しい自分へのエネルギーとなったようです。
前野先生、本当にありがとうございました。
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