2023年09月11日
9月8日、画家で卒業生の武内明子さんをお迎えして、「ことばと美術」をテーマに講演会を開催しました。
美術科からは1年生と2年生希望者70人が参加しました。
武内さんは10月9日まで熊本市現在美術館で個展を開催中で、展覧会のテーマである「空っぽと詩(うた)」がちょうど、自主制作の大作で試行錯誤中の生徒たちの心を打つのではないかと思い、計画しました。
講演では、制作のプロセス動画で解説していただいたり、小学校の頃の担任の先生との心温まるやり取り、クリエイターとして制作を続けていく中でどんなことを心がけているかを話していただきました。
この写真は武内さんが高校生の頃描いた第一彩画室のスケッチです。ほとんど変わっていませんね。
後半は高森高校とのOneTeamプロジェクトの企画である「未来」をテーマにしたミニアートを制作しました。こちらは教育実習の先生方も応援に駆けつけてくれました。
武内さんは生徒の質問にも丁寧に答えていただき、みな活躍中の画家に直接話が聞けた事に感激していました。
以下、生徒の感想の一部です。当時の雰囲気が伝わればと思います。
★絵を描くだけでなく、服をデザインしたり、映像を作ったりで幅広く活躍されていて、その詳細等を聞くことができて、とても勉強になりました。 個展の作品などの配置もすごくおしゃれで、一つ一つに大切な思入れがあるのだろうなということを思いました。日記の話が面白かったです。
★自分が自由に生きて絵を描くきっかけとなった日記をきちんととっていてそういうのは大きくなって振り返って当時を思い出すことができたりして大事だなと思いました。絵を描いている時、良い作品のときは題名が降ってくるとおっしゃられて私も題名が降ってくるというわけではないけれど、なんか気持ちがわかるなと思いました。
★私が武内さんの公演の中で一番びっくりしたのが、作品の大きさでした。制作風景の動画を見たときに身長よりもはるかに大きいパネルに絵の具をたらす武内さんをみて、すごくかっこいいと思ったし、なんでこんな大きな画面に絵をかけるんだろうと思いました。今制作している50号に入る前に先生から「エスキースの小さい画面とキャンバスの大きい画面じゃ印象が変わってしまうから大きさにあった絵を描いた方がいい」と言われたことを思い出して、あの巨大なパネルに臆せずに絵の具をのせて、大きさに負けない絵を描いている武内さんはほんとにすごい人なんだと感じたし、これがプロなんだと思いました。 私は画家をめざしているので、武内さんのように絵で生活していける人になれるよう頑張っていきたいです。
★作品のことを空に例えて、「本当にきれいな空は『明日は雨だし、まぁ良い方だよね』なんて言わなくて、『わあ、きれい!ちょっと見に来て!』ってなるものだよね」と仰っていたのが心に残りました。私も「ちょっと見て!」と言ってもらえるような作品が作りたいと思いました。
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