2024年07月19日
7月18日(木)の午後に、美術科専攻別進路ガイダンスを実施しました。
今回は東京の大手美術予備校「すいどーばた美術学院」の先生方に講師をお願いし、「基礎科」「油画科」「デザイン工芸科」「彫刻科」「日本画科」の5専攻に分かれてオンライン講義を行いました。
当日は各会場に参考作品も並べられ、受験のシステムや実技内容、進学費用、就職先の説明から、具体的な受験対策や高校生活へのアドバイス、作品講評まで、多岐にわたる内容で、参加した生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。
ZOOMで視聴いただいた保護者の方も多く、これを機にご家庭でも進路検討が深まることを期待しています。
各科の様子と生徒の感想の一部を紹介します。
【基礎科】
【油画科】
東京の大学を受けるわけではないが、実際に受けた先輩の藝大試験のスケッチブックを見られたのが良かった。また、「存在しているのに語られていないこと」という言葉が特に印象に残った。今日の講演を通して、考えるときの視点が増えたので今後に活かしたいと思った。作品を作る際の資料も、こまめに自分の考えたことを残していきたい。(3年生)
先輩の話や描くための資料作りの話は、今後の受験対策においてとても参考になりました。今後の対策で自分が何をすべきなのかよくわかりました。人生100歳まで生きるとなると、確かに大学生活はほんの一部なもので、まだまだ先は長いなあと思い、焦りすぎる必要もないのだと思います。自分の中での大学をめざす決意がより強くなり、お話を聞けてよかったなと思いました。(3年生)
【デザイン工芸科】
勉強と実技の割合などが参考になった。実技がかなり重視されるが、共通テストでも最低でも6割(大学によっても変わっていたが)は取れておいた方が良い事がわかった。デザイン系は筆記も大事で7割取れておくと安心だということだったので、まずは英語と国語の基礎固めをしていこうと思った。自分の中で勉強についての優先順位もつけることができ良かった。また、実技の方ではデッサンでリアルに描くことや想定して描くことが問われることから、1種類のデッサンを大量にやるのではなくバランスよくやっていく必要があると考えた。私は今石膏デッサンを中心にやっているから今後は静物デッサンや手のデッサンなども入れていきたいと思った。参考作品のデッサンは筆致を残して描いていた。(2年生)
【彫刻科】
デッサンのことについてたくさん話してくださり、まずは観察と正確性が第一で、その上に量感や動きが加わってくるということでした。私はすべてを同時にしようとしていたので、順序をもっとしっかり考えようと思います。最近の入試では、モチーフの正確性を前提に、制作者の意図が重視されていると聞きました。自分がなぜこの作品を作ったのか、しっかり説明できる文章力も必要だとわかりました。入試で目立つ面白い作品は、面白い=違う視点があるということなので、色々な視点から観察できるように常に意識することと、同じ失敗を繰り返さない勉強の仕方をすることを意識していこうと思います。(2年生)
【日本画科】
参考作品も見ることができ、とても良かったです。入試の対策の話が聞けて、今やるべきことがわかりました。また、個人的にすごく気になっていた日本画科に行った後の進路や就職先なども知ることができました。以前少し興味を持っていた舞台美術への就職が挙げられていて驚きました。もっと調べようと思います。実技対策や学習面での対策を聞き、これからの絵を描くモチベーションが上がりました。芸大に受かった人たちは、「人より多くうまくいかないことを経験している」とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。すごくうまいデッサンも、それまで苦労があったことを想像すると少し自身がついた気がします。今日のガイダンスでたくさんのことを学ぶことができました。頑張りたいです。(2年生)
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