2019年08月23日
8月23日、夏休み課外の放課後、SSH特別授業フレスコ画講座を行いました。
講師は昨年も来ていただいた第二高校美術科卒業生椎葉聡子さんです。
まず、準備として水酸化カルシウムを水に浸します。次に珪砂を混ぜモルタルをつくります。左官屋さんが使うようなコテを使いモルタルをレンガに塗ります。レンガを乾かしている間、講義があります。
生徒たちはプルシアンブルーをつくったときと同様、化学科教諭高崎先生からフレスコ画の仕組みをレクチャーしていただきました。中学の時の石灰水に息を吹き込む実験を思い出しつつ、今回の活動につなげていきます。
椎葉さんの川尻での取り組みなど体験とフレスコ画の歴史を学びました。フレスコ画の歴史は古く、油彩画の登場まで美術史を彩る存在でした。ミケランジェロの「アダムの創造」もフレスコ画です。体験すると、油彩画との違いがよくわかります。
実験でつくったプルシアンブルーも登場しましたが・・・
モルタルに載せると黄色に変色してしまいました。
夜空は藍色のはずが金茶色の空になってしまいました。びっくりしつつ上手にその色を楽しみ構成していました。この辺りの理由はまた高崎先生にレクチャーしていただこうと思います。
モルタルを塗るときはワイワイ、制作の時は真剣そのものの1年美術科でした。デジタルの表現が主流の時代に、フレスコ画という素材そのものを味わう表現、そしてプロセスを楽しむ表現を経験したことがどう彼らに変化をもたらすのか楽しみです。
椎葉先生、高崎先生ありがとうございます。
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