2019年11月08日
「旅のことば」は
誰もが避けては通れない認知症生活を
旅にたとえ
本人、家族、みんなの立場から
認知症になったときどう過ごせばよいかを
具体的に解説した一冊です。
「パターン・ランゲージ」の方法で
ことば にしたものです。
前出の「旅のことば」は全部で40個。
カード形式と本と
2種類あります。
理数科1年生の科学家庭では、
この「旅のことば」を使って
認知症への理解を深める体験を行いました。
今回、山鹿市地域包括支援センターの
山下力さんに御協力いただきました。
最初に「旅のことば」カードを使って
チェックインです。
好きなカードを選び
カードを使っておしゃべりします。
カードを使って少し気分がほぐれたら
次はグループで協力して
本を読みます。
10人で40個を分担し、
紙に要約を書いて
リレープレゼンをしていきます。
プレゼンの量は
1人2分、B5の紙に8枚です。
紙を掲示しながらプレゼンを進めます。
全員終わるころには
壁・窓が壮観でした。
生徒の感想を一つ。
*****
ことばが、認知症本人や
その人の家族から聞いたことを基にしていると聞くと
とても深く考えさせられた。
これからの人生に役立つものが多くみられ
とても有意義な時間だった。
*****
カードを使ったワークに
協働で本を読むという
新たな挑戦を支援してくださった山下さん、
本当にありがとうございました。
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