2020年11月16日
1年生は11月12日に美術理論の授業である「美術探究」のレポート発表が終了。最後のプレゼンは画家と空間の関係を考えるディスカッションになりました。
巨匠ベラスケスの代表作『ラス・メニーナス』を取り上げた生徒が、王女を中心として登場人物が円形に配置された構図と羅針盤の関係を考察しました。質疑を経て、他の作品でも時代によって画家の空間認知が異なることをみんなで考えました。さらに、「見る」主体である「個人」がいつ確立されたのか、美術史の変化から読み取る発表や質問もありました。「美術探究」は科学的視点で美術史を考えるSSH学校設定科目です。「見る」ということを深く考えること、そのものがアートとサイエンスが融合した学びにつながる内容になると感じました。
続いて、2年生はその実践編です。久しぶりにグループで静物を囲みました。
ただ、目の前にあるモチーフをそれらしく描いて終わりではありません。自分自身の空間に対する考えをいかに表現するか、格闘しています。
完成が楽しみです。
思い思できましたできました
「浮遊」がテーマ
力作揃いです
全国の美術系大学について研究してきました!
熊本市動植物園でスケッチしました。
手でみる
講評会も盛り上がりました
今年も完全オリジナル
クロムブックで制作しました
展覧会チラシをアップサイクル
〒862-0901 熊本県熊本市東区東町3-13-1
TEL:096-368-4125 FAX:096-365-5636
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