2022年11月06日
11月6日(日)、高校美術展最終日でもあるこの日、熊本県立美術館主催で行われた「かぞくでアート~『アートカード』で遊んで学ぼう!美術鑑賞入門編」にボランティアとして1・2年生6人が参加しました。
この日は7家族が参加、4班に分かれてアートカードを使った鑑賞ゲームをします。
「アートカード」は熊本県立美術館が企画・制作をした鑑賞教材です。美術館の収蔵品をカードにしたものを使い、ゲームを通して鑑賞体験をします。このカードの解説マンガは本校美術科3年生有志が美術館の学芸員の方と打ち合わせを重ね、制作しました。写真のお面はその登場人物です。
まずは受付のお手伝い。お土産として、美術館の過去のリーフレットをリサイクルしたミニバッグやしおり等を子どもたちにプレゼントします。
アートカードの体験では、知らない大人に囲まれて緊張した小さいお子さんも高校生には心を開き、お話をしてくれました。カードを並べたときも美術館で見たことがあるカードを見つけたいり、好きな絵を自分の近くに並べたり、4~5歳でも自分の美意識をしっかり主張していました。
体験後はバックヤードツアーです。コロナ禍で中止して以来、初めてだそうです。収蔵庫や機械室など普段見ることのできない美術館の裏側と美術館に関わる人のお仕事を見ることができました。
活動の詳細は熊本県立美術館HPや公式SNSをご覧ください。(アートカードは熊本県立美術館で販売されています。)
余談ですが、皆さんは、スマホ等でライセンスの登録をする際、「あなたはAIではありませんか?」と聞かれ、画像を選んだ経験はありませんか?先日第二高校60周年記念講演会の新井紀子さんのお話にもありましたが、例えば「犬と猫を見分ける」ことは、簡単そうに見えますが、それをAIに命令するのは非常に難しいです。人間は経験的に分類できますが、AIは「犬と猫を見分けるルール」を作ることが求められます。その際、AI自身も学習し、大量の画像を処理することで仕分けをすることを学びます。このプロセスは人間の脳の仕組みを元にしているようです。
大量の画像を見て、特徴を抽出する、分類をする、視覚情報と言語情報と結びつける、基本的な「美術鑑賞」のプロセスは子どもたちの知的発達に大きな影響を与えていたのですが、これまでその効果が言語化できていなかったとも言えます。(ビジネスの世界でも「美術の鑑賞」を通してスキルアップする取組が注目されています。本校HP2019年11月1日「SSH特別講義~デッサンで思考をアップデートする」もご参照ください。
https://kumamoto-d2hs.ed.jp/bbs/board.php?bo_table=ssh&wr_id=66&page=8)
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組に関わる中で、美術も自分たちが知らない一面を発見し、新しい一歩を踏み出していくのを感じます。
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