2022年11月06日
美術科1年生、アイデアマスクの制作は、技術や美意識だけでなく、企画力も学びました。
コロナ禍以前に、熊本県立大学総合管理学部教授丸山泰先生に探究活動のご指導を受けました。その際、『総合的な探究」にあたる学校設定科目GR(グローバルラーニング)でマーケティングを探究するゼミを開講し、指導・助言をいただきました。その時のワークシートを丸山先生の許可をいただき、再度活用させていただきました。
生徒たちの企画書を見てわかるのは、デザインに必要な力は諸々あるのですが、最後は「愛とユーモア」ではないか、と感じました。先日紹介させていただいたアントレプレナーシップにつながる精神です。
下の作品名は『仮面LEON★』
その心は、「大きすぎるマスクによってソーシャルディスタンスをとることができる。お互いの距離は保つが、心の距離を縮めることができる。」
「カメレオンのようにあらゆる場面でも溶け込めるようにしたい」です。コロナ禍で新しい友だちを作りづらい、この状況を打破するパワフルな作品です。何より、一度見たら忘れられません。
↓『自我表現マスク』
コンセプトは「マスクをただ『カッコカワイイ』だけで終わらせず、色々なもので自分を表現して、様々な感情が湧くものにしたい」とありました。こうなると、デザインでは終わらず『アート』です。今回ワークシートでは、自分の考えた商品に価格をつける項目もあったのですが、本人価格500円でした。(原価ですね・・・)
このように、美術科ではデザインに限らすデッサン等も、なぜこの課題をするのか、この課題で何を学ぶのかを理解するために、事前事後のディスカッション、アイデアスケッチ、構想メモ、プレゼンテーション、振り返りアンケートなど、多様な視点で学習の過程を記録します。Chromebookを一人一台持ったことで、生徒がこのプロセスを個人でファイリングしやすくなりました。
これからも、創造をプロセスを大切に、生徒たちと学んでいきたいと思います。
もっとご覧になりたい方は、10月9日・10日のグランメッセ「防災・減災フェア」にお越しください。お待ちしています。
★https://www.s-kumamoto.jp/
↓下は制作中の写真です。
マスクの制作後は、デッサン課題『オリジナルマスクをつけた自画像』です。この2年ほど、デザイン系の大学で「マスク」関連の課題が続いたので、1年生ですが大学入試の過去問にチャレンジしてみました。デッサン中は皆自作のマスクをつけていたので、不思議な雰囲気が漂っていました。本人たちは制限時間3時間でしたので、それどころではなく集中して描いていました。
これからも、応援よろしくお願いします。
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