学校生活|ニュース

SCHOOL LIFE NEWS

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2020年06月01日

学校行事

令和2年6月1日(月) 学校再開式 校内放送にて

令和2年6月1日(月)、本年度初めて全校生徒が登校し、4月当初に準備していた時間割による学校生活が再開しました。

1時間目のLHRを延長し、校内放送による「学校再開式」を行いました。

最初に、校長先生の挨拶(下段に全文を掲載)がありました。

続いて、「学校再開に関わるガイドライン」の説明、

次に、健康相談室による「健康観察をはじめとする保健管理上の留意事項」の確認、

次に、生徒指導主事から「登下校に関わる安全確認等」「部活動再開についての確認事項」の説明、

最後に、進路指導主事から「3年生の課外並びに1・2年生の早朝学習」の説明があり、

その後は、各クラスのLHRが行われました。

 

「校長挨拶」令和2年6月1日(月)学校再開式 (校内放送にて)

"We will rock you"(Queen)の曲演奏から

皆さんおはようございます。これまでおよそ3ヶ月間続いた非日常。今日この日から、日常に回帰します。全学年、全生徒が一堂に会して、学校がようやく完成しました。感染予防を強く意識することで、この状態がずっと続くことを祈っています。

さて、4月8日、始業式の日には、休校期間中を失われた時間にしてほしくないということ、ニュートンが新しい発見をしたような「創造的休暇」「価値ある時間」にして欲しいという希望を述べました。皆さんは、どんな日々を過ごすことができたでしょうか。
先生たちは、皆さんが家庭学習できる環境を整えたいという強い思いで、教材の作成や授業動画の制作などに、それはそれは、一生懸命取り組んでもらいました。動画作成は、大半の先生たちが初めての経験で、研修会を何度もやったりして、300本近くの動画を作成することができました。少しでもマイナスを食い止めようと先生たちも精いっぱいでした。

新型コロナがもたらした非日常の時間と空間は、私たちに新しい気づきをもたらしました。私自身は、世界各国の考え方、思考様式、対応の手段やシステムなど、その大きな相違に興味を惹かれました。韓国や台湾は、SARSやMERSで大きな被害を受けた経験があり、その失敗から学び取って、デジタル機器を駆使した見事な感染症対策を施していました。また、同じステイホームでも、外出自粛なのか、外出制限なのか、外出禁止なのか、罰則を伴うのか、プライバシーはあるのかないのか…各国様々であり、指導者の対応も千差万別です。日本でも他県からやってきた車に傷をつけたり、排除主義的な行動をする人も現れるなど、人権やプライバシーの問題も露見しました。他にも、社会・経済の機能が東京に一極集中している状況や9月入学、オンライン授業など、いろんなテーマで様々な課題が浮かんできました。

今回の経験は、あらゆるものをあぶり出し、これからの私たちに本当に必要なものが何なのか、本質を考える機会を与えてくれたのではないかと思います。皆さん自身はどんな気づきを得ましたか?いまこの経験から得たもの、気づいたこと、学んだことは、是非顕在化、可視化させて、大切にしてほしいと思います。2011年に東日本大震災、4年前に熊本地震、日本の各所で大雨・洪水・台風による被害、そして今回の感染症。この頻度からして、私たちには常に備えが必要なことが分かります。将来、皆さんの職業は様々です。ある人は医療に携わるかもしれません、ある人は熊本の企業でワクチンを製造しているかもしれません。官庁など行政の分野で危機管理の先頭に立っている人や、マスクをデザインしたり、授業動画をプロデュースする人もいるでしょう。この機会に得た経験からの気づきを「教訓(lesson)」として、皆さんの将来役立てて欲しいと思います。

そこで、皆さんにお願いがあります。皆さんが新型コロナウイルスの非日常で得た気づきを教えてください。校長室の前にボックスを置いておきます。コロナ禍が私たちに突き付けたもの何なのか?「コロナ禍で得た気づき」を、明日配布する用紙に記入して、校長室前のダイアローグボックスに入れてください。希望者だけです。〆切はありません。

さて、冒頭の曲に戻ります。言わずと知れたクィーンの名曲We will rock you.を聴いてもらいました。ロックの意味は「揺り動かす」とか「揺さぶる」いう意味と「ロック音楽」のロックをかけているのだと思います。1番の歌詞は少年に向かって呼びかけます。2番は若者に向かって、3番は老人に向かってwe will rock you.と呼びかけます。いろんな解釈ができますが、私は「僕たちは君たちを揺さぶって力を与えよう。君たちが力を発揮できるように、応援するよ。」という意味に解釈しています。Weは第二高校の先生たち、youは生徒の皆さんです。精いっぱい応援したいという気持ちを込めて、この曲を聴いてもらったところです。

昨年ボヘミアンラプソディという映画がヒットして、クィーンのことを知っている人も増えたのではないかと思います。そのクイーンのメンバーはもう70歳を超えるおじいちゃんたちですが、最初は鳴かずとばずでイギリスのメディアも音楽評論家も酷評していたんです。1975年(私が高校1年生)に初めて世界ツアーで日本にやってきました。それまで、イギリスでもアメリカでもたいして人気ではなかったのですが、羽田空港にクイーンがやってきたとき、日本のファンが2000人押しかけ、熱狂的に出迎えました。つまりクィーンの人気に火がついたのは日本のファンのおかげなんですね。クィーン自身が驚きました。こんな出迎え方をされたのは初めてですから。そこからメンバーは日本のことが大好きになったそうで、ボーカルのフレディマーキュリーはロンドンの邸宅に日本庭園を作ってしまったくらいです。
 彼らが日本への感謝を込めて、日本語で歌っている曲があるので是非聴いてください。最初は英語ですが、さびの部分を日本語で歌っています。聞き逃さないようにしてください。
「以下 Let us cling together (Queen)から引用」
 Let us cling together as the years go by
 Oh my love, my love
 In the quiet of the night
 Let our candle always burn
 Let us never lose the lessons we have learned        

 Teo torriatte konomama iko
 Aisuruhito yo
 Shizukana yoi ni
 Hikario tomoshi
 Itoshiki oshieo idaki
                                             
Let us cling together.「手を取り合って」という曲です。「静かな宵に光をともし」。『光をともし』は、英語で"Let our candle always burn."「ろうそくの火は、いつまでも消さずにともし続けよう」という意味ですね。「いとしき教えをいだき」の部分は、"Let us never lose the lessons we have learned." "lesson"は『教え』とか『教訓』です。「今、学んだ教訓はいつまでも大切に忘れずにいよう」。
 コロナ危機のいま、
 困難な状況があっても、灯した光は消さぬようにしよう。
 コロナ禍で『学んだ教え』、いとしき『教え』を大切に心に抱き続けて、未来を切り拓いていこう!

もう一度さびの部分を聴いてメッセージとします。
 Teo torriatte konomama iko
 Aisuruhito yo
 Shizukana yoi ni
 Hikario tomoshi
 Itoshiki oshieo idaki

 

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