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                                                                  『休む』こと ＝ 『〇〇〇』こと？

2学期が始まってみなさんいかがお過ごしでしょうか。気持ちを新たに頑張ろうとしている人もいるでしょうし、現実に引き戻され、なかなかエンジンがかからない人もいでしょう。3年生にとっては、大半の人が受験に向けて、いよいよ追い込んでいく時期でもあるかもしれません。ただ、いつもいつもやらなければならないことに目を向けすぎていると、どうしても疲れてしまいます。適度な息抜きとか、休憩をとったほうがいいよ、と言われますが、みなさん、きちんと休めていますか？

皆さんの中には、休むこと＝何もしないこと、と考えている人もいるかもしれません。でも、よく考えてみてください。何もしないって、できますか？

無理ですよね。何もしないでいようとすると、何かいろいろ考えてしまっていませんか？今日のうまく行かなかったこと、明日のこと、気になっていること、不安などなど。行動としては何もしてなくても、頭の中は休まずいろいろ考えてしまっているのです。それではほんとうの意味で、休憩とは言えないかなと思います。

じゃあ、どうやって頭の中も考えないようにできるか。それは多分難しいです。心を無にするためにはいろいろと修行が必要です。それを習得するためには、もしかしたら何年もかかるかもしれません。ただ、もっと簡単に休憩する方法があります。休む＝何もしないではなく、休む＝考えを切り替えると考えましょう。

勉強モードでやっていたら、休憩時間は楽しいことモードに切り替えましょう。それだけで十分に休憩になります。切り替えるのが苦手、という人もいるかもしれません。そういった場合は、あらかじめ準備をしておくと良いです。好きな芸能人がいる場合は、その人の出演した作品を思い出す、ゲームが好きな人は、その中に出てくるキャラを数える、スポーツが好きな人はチームの選手名などを順に思い出すとか。考えることを決めておくと案外切り替わりやすいものです。

寝る前にもオススメです。今日あったことを振り返ることも必要ですが、一日をきちんと終わらせて次の日に備えるためにも、一日の最後は楽しいことを考えて終わりましょう。