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科学的探究と「風神雷神」

2020年08月27日


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2020年08月27日

科学的探究と「風神雷神」

 「俵屋宗達の風神雷神図屏風は、なぜ中央に大きな『空間』があるのでしょうか?」

 今日の美術探究(SSH学校設定科目)のテーマは構図です。この「空間」の意味を理解するために、必要なグリッド線や折り目を付けて考え、グループで話し合いました。

 その後、グループの代表者が実物投影機を活用してプレゼンテーションしました。屏風絵なので、立体的に提示できる実物投影機は非常に便利です。

 通常の教科書では屏風が開いている状態で掲載されていますが、屏風の立体感を出すようにカラーコピーを折ってみると、風神と雷神が互いに凧のように引き合う関係にあることがわかりました。

 さらに、開いている状態でも、対角線を引いてみると、雲を含めた風神と雷神のエネルギーの方向が伝わってきした。

 また、屏風の中央に(『空間』に正対して)それを見る人がいるという想定で分析したグループもありました。

 この活動の目的は、正解を当てることではなく、多様な視点で画像を分析して「得たものを言語化する」ことにあります。美術=感覚と思われがちですが、名画を分析すると、構図に整理された幾何形体が現れます。人類はなぜ幾何形体を美しいと思うのか、美術探究で深めるべき課題の一つだと感じられます。

 その後、琳派の歴史を追いながら俵屋宗達と尾形光琳の「風神雷神図屏風」を比較し、宗達の絵画性と光琳のデザイン性について考えました。この気づきも「美術探究」での過去の生徒たちとディスカッションして得られたものです。実践を重ねていくことで学校としての探究の力が向上していくのを感じます。

 2学期は、生徒自身の美術史の探究レポートとプレゼンテーションがあります。これも楽しみです。

 

 

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