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2025年01月28日
1月28日(火)、1年生理数科と美術科が合同でSSHで研究開発を行うSTEAM-D「科学芸術」の授業を行いました。
この日はソーシャルスキルトレーニング(SST)でも用いられる「マシュマロタワーチャレンジ」を題材に、理数科と美術科の交流も含め、「強くて美しい構造物」の製作にチャレンジします。
初めに、お互いに自己紹介とそれぞれの学問領域で”今一番興味のあるもの”について紹介をしあいます。
他の学問領域についての知識を深め、将来的に多角的な視点を身に付けるための素地を育むための取組です。
初めに簡単な説明を受けてから早速構想を練り始めます。
この時のグループ内のファシリテート役は美術科生徒です。美しい構造体はどのようなものなのかをデッサンや実際の道具を使って説明しながら最終的な形をイメージしていきます。理数科生徒も自身のアイデアを提案しながら、美しさの中に少しずつ強さや科学的な美しさを取り込んでいきます。
1回目の作成タイムです。10分という短い時間ですが、与えられた道具を自由に使い、それぞれの班が独自のアイデアでマシュマロタワーを作成していきます。
理数科の生徒からのアイデアでしょうか。三角錐型のパーツを使って、タワーを作成しようと進めていました。
美術科の生徒は骨組みの接続などをとても緻密に行っていたのが印象的でした。
10分間の制作が終わった後、お互いの視点から良い点や改善できる点を建設的に述べ合い、作品の完成を目指します。
さらに10分間の制作時間を与え、タワーを完成させました。
最後に、マシュマロを設置し、その高さを計測。この日の最高は95cmでした!!
高さだけでなく、タワーの美しさにもこだわるという点がこれまでのSSTとは異なる点でしたが、生徒は最後まで積極的に取り組んでくれました。
以下は各班の完成した作品の一部です。
1年生はこれから本格的な課題研究が始まります。お互いが意見やアイデアを交換し合うことができる学校の基盤を活かし、理数科・美術科・普通科のもつ視点を掛け合わせることで、学問領域を超えた学びや研究がこれからも実践できればと思います。
1年生のみなさんお疲れさまでした!!
マシュマロタワーで協働的な学び
美術探究~中世の美術
授業での取組
合同チームで英語のプレゼンに挑戦
多良木駅点字ブロック修復プロジェクトその後
熊本県立装飾古墳館研修
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