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2024年12月02日
11月28日(木)の午後、本校アクティブラーニングルームにて
令和6年度、第2回KSC担当者会議が開かれました。
会議ではKSCを通じて行った事業の報告と、各校のSSHおよび理数科の取り組み報告、そして、昨年度から行っている共創ワークショップの第2回が開かれました。
事業報告では今年度行われたKSC各校と大学による研究支援の報告が行われました。今年度はこの日までに32件の研究支援が実現していることが報告されました。この結果は昨年度1年間の研究支援総数の1.6倍以上であり、大学との連携が非常に充実したことがわかりました。また、同時に企業との連携の報告が行われ、KSC校で行ったKMバイオロジクスやSONYマニュファクチュアリング株式会社への企業訪問や、県内食品企業との連携事例の紹介が行われました。
また、崇城大学プログレス選抜で進学した生徒の追跡調査の報告もSSHコーディネーターにより行われ、1・2学年に在籍する生徒が1年次から研究室に配属され、各種研究や海外への発表に参加する事例が紹介されました。KSCで大学と協力して実現を目指すシームレスな学びの一例が得られたのではないでしょうか。
次にKSC各校からの取り組みの報告が行われました。各校の取り組みをお互いが把握し、KSCとして取り組める事業等については積極的に参加していこうという目的も含まれています。特に、理数科を有する3校に対して、各SSH校の取り組みの紹介は、参考となる事例が多く、各校の次年度の予定の共有も含め、良い情報共有の時間にもなりました。(写真はKSC所属のSSH校の担当者からの報告の様子です)
最後に、KSC校で考える科学技術人材育成に必要な資質・能力についてのルーブリック作成を行う共創ワークショップを行いました。
昨年度は、熊本大学から先生をお招きし、ルーブリックの作り方についての講義を受け、どのような資質・能力が必要かの項目出しまで行いました。今年はそれらの項目から、それぞれ1つを選択し、ルーブリック作成を行うという取り組みを行いました。短時間ではありましたが、各校が大事にされていることや、様々な視点から意見が出され、非常に活発なワークショップが実現しました。
これらの成果をまとめ、大学の先生方と共有→試行を繰り返しながら、最終的に研究支援や、大学との接続における1つの指標としてのルーブリックの運用を目指します。
お忙しい中、会に参加してくださった皆様、本日はありがとうございました。
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