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2024年09月20日
9月11日(水)、第二高校SSH事業の視察を目的として、本田顕子文部科学大臣政務官が第二高校を訪問に来られました。
視察では主に、以下のSSH学校設定科目の授業を中心に見学が行われました。
理数科1年「科学英語」
美術科1年「美術探究」
普通科1年「GRⅠ(学校設定科目グローバルリサーチ)」における「科学倫理~研究不正について」
普通科・美術科2年GR・ASⅡ(学校設定科目アートサイエンス、「食品 ✕科学ゼミ」
理数科2年「数学特論」
本校学校設定科目が中心ですが、授業の流れやICTの活用など、普段の授業の在り方をご覧いただくことができました。本田政務官から感想として、「生徒同士の対話が授業の中心にある点」と「ICTが授業の中で普段使いされている点」が、ご自身が高校生だった頃と比較して特に変化を感じたということでした。
その後行われた生徒たちとの懇談会では、各科代表の生徒たちが、それぞれ今日の授業で学んだことを発表、本田政務官からの質問に答える形で、第二高校の学びの特徴を生徒自身の言葉で表現してくれました。本田政務官からの「自分の考えを述べることに難しさを感じることはあるか?」という趣旨の問いに対し、美術科の生徒は「前もって考えを整理し、準備を整えて発表に臨む」と回答。「協働で探究する際に困ったことはあるか?」という問いには、理数科の生徒が「クラスにお互いの個性を受け入れる雰囲気があるので、意見が異なっても違いを理解しようとするので、さらに意見が出る」と回答し、普通科の生徒からは「第二高校は学校全体として協働的に学ぶ仕掛けがあるので自然と発表やグループワークに対応できるようになっている」という回答が出たのは驚きました。最後に記念撮影をして、生徒との交流を終えました。
最後に教職員との懇談では「探究活動を指導する上で、どのようなアップデートをしているか?」、「進路と探究活動の相関」、「探究活動を推進する上での課題」などについて協議しました。
参観いただいた授業は全て特別な取組ではなく第二高校の普段の授業でしたが、外からの視点で自分たちの取組をメタ認知でき、生徒が授業をどう感じているかを知る素晴らしい機会になりました。
お忙しい中に、本校へ視察いただき、誠にありがとうございました。
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