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７月２９日（月）、本校美術科・普通科１３名が人吉方面で防災研修と多良木駅点字ブロック修復プロジェクトを行いました。

初めに球磨地域振興局で本校OBの村田様から、令和２年７月の豪雨災害の被災状況と復旧状況についてお話しがありました。被害の概要から、当時の気象状況や降雨発生の様子、家屋の被害状況がありました。30ミリの降雨が７時間続いたことで、３〜５メートルの増水があったとのことです。

１時間程の説明が行われた後、川辺川流域の実際の工事現場へ移動し、現場監督の方からの説明と、鉄筋挿入による地盤補強の現場を訪れました。水害直後には２４時間で行われていた工事ですが、現在着実に復興に向かう様子が分かりました。

工事現場を離れ、今回お世話になっている味岡建設の本社で昼食をとった後は、アート分野で連携を行っているブレイルフレンドリープロジェクトの加藤英理さんと多良木駅復興プロジェクトとして、展示アート作成のために必要な点字ブロックの回収を行いました。

実際に使われていた点字ブロックを味岡建設の社員の方の指導を受けながら剥離し、アートとし再利用するための準備を行います。この日は同じく連携している球磨工業高校と南稜高校の生徒さんとも交流がありました。

実際に手に入れた点字ブロックはこの後、８月下旬に美術科生徒がアート作品として命を吹き込む予定です。盛り沢山の１日であり、外は非常に暑かったですが、最後まで熱心に生徒の皆さんは取り組んでいました！！

今後の活動の様子も本校ＨＰで公開していこうと思います。