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2024年07月18日
フレスコ画は、フランスで発見された20000年前の「ラスコーの壁画」、紀元1世紀の「ポンペイの壁画」、ルネサンスの巨匠ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂壁画などが有名です。
現在ではこの技法で制作をしているアーティストは少なくなりましたが、本校卒業生の椎葉聡子さんなどフレスコ画アーティストとして活躍されている方もいらっしゃいます。この椎葉さんのご縁で、この数年理数科1年生美術選択者でフレスコ画の制作を行っています。
フレスコ画の技法は化学の学習そのものと言ってよく、今後理数科の学習を深める上でよい教材になるのではと思っています。
まず、水酸化カルシウムと水を合わせたものに、珪砂を適量混ぜ、漆喰モルタルをつくります。
一晩水につけたレンガに、コテで漆喰モルタルをのせて、表面を平らにならします。
水で溶いた顔料で彩色します。
完成です。
フレスコ画は古典的な技法ですが、漆喰壁そものものは、自然素材ならではの魅力が注目される建築材としてよく見かけますね。生徒たちがいずれこの経験をそれぞれのキャリアに活かしてくれればと思います。
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