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1年理数科SSⅠ「九州電力体験授業」

2024年05月14日


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2024年05月14日

1年理数科SSⅠ「九州電力体験授業」

5月14日(火)、一年理数科生徒を対象に、九州電力体験授業が行われました。
昨年から実施しているこの授業は、エネルギーを取り巻く今日の状況を理解し、私たちにできることは何があるのか、具体的な「日本のエネルギーの未来」を考えることが目的です。

初めに、九州電力の方から、カーボンニュートラルを目指す世界の状況や、日本の二酸化炭素排出量等の現状について学びました。
2050年を目標に二酸化炭素排出量を0にする取組や、日本の二酸化炭素の排出量の多さに驚いていました。

講義の後半は、エネルギーを考える視点「s +3E」と「同時同量」について学びました。需要と供給のバランスや安全性についても知識を得ることができました。

講義の後は生徒間で行う課題解決WSです。
「どんなエネルギー構成が未来に望ましいのか」その電源構成について個人→ペア→グループでエネルギー構成を作成しました。

提示されたエネルギーを元に、グループで未来のエネルギー構成を考えます。
どの班もとても積極的な議論が行われていました!

その後、いくつかの代表班が全体に考えたエネルギー構成を発表してくれました!!
他の班のみなさんもよく考えて作成してくれました。

  

最後に、鹿児島県の川内原発の原子炉内をVRで見学しました。
普段見ることが難しい原子炉内を見られたことはもちろんですが、VRを体験し
非常に満足した様子でした。


本日の体験を活かして、これからも様々な分野に高い興味・関心を持ってもらえればと思います!!

理数科のみなさん、お疲れさまでした!!

以下、生徒の感想【抜粋】です。

・今までは化学反応によって発電しているということしか知らなかったが、体験授業をとうしてタービンを使っていることや大きな機械であるということを知ることができてとても良かった。この授業は知識として自分の進路や考え方に活かせると思う。

・今、日本では地球温暖化が問題になっています。今回の講義で、これから先の地球のために二酸化炭素を出さない発電方法に関して、考えてみたいと思いました。

・エネルギーなどはあまり身近に感じなかったけど今回の体験授業で私達が考えるべきことのひとつなんだとわかりました。 目標のために日本では実際にどんなことが行われているのか、具体的に知りたいと思いました。

・原子力発電や火力発電は安く、多く発電できるけど環境に悪かったり処理や安全性についてマイナスなイメージを持っていました。 原子力発電や火力発電のイメージはあまり変わらなかったけど再生可能エネルギーを使うのも色々な面で課題があるとわかったので最適な発電方法の割合を考えるのは難しいと思いました。

・生活に必要だというイメージしか持っていなかったが、魅力的なものになりました。(発電方法など)、知らないことを知ることの楽しみを活かせると思いました。

・これまで原子力発電は悪いイメージのほうが大きかったけど適切に扱ったらコスパの良い発電方法だと知りました。これから地球温暖化について考えるためにエネルギーの発電割合はだいぶ関係していると思いました。

・自分たちで発電の割合を考えることで、電力の問題や地球温暖化などの問題がより身近に感じることができました。これからの社会をより良くしていくかが大切で、自分たちでどう変えるかを考えることも大切だと思いました。

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