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健軍商店街空き店舗活用企画の最後を飾るのは「点字ＡＲＴ」です。１２月１７日から１２月２６日（最終日は１５：００）まで展示させていただきます。

美術科１年生の探究活動のテーマとして、お隣の盲学校とのコラボを行い、そこから様々な展開が生まれました。

まず、今回コラボする点字アーティスト、ブレイルフレンドリープロジェクトとの連携。

次に熊本県立美術館での視覚障がいがある方への美術作品鑑賞の演習。

熊本盲学校への文化祭参加。

生徒が自ら動いた、ＮＰＯ法人テクたまごへのボランティア参加。

普通科、理数科美術の通常の授業での点字アート作成。

今回の健軍商店街への作品展示等など、今年だけでも多くの出会いと学びがありました。

次年度はさらに探究を深める内容に動き始めると思いますので、お楽しみに。

　生徒の探究活動から生まれた作品「手で見るアート」、向かって右から春夏秋冬を表現しています。これらの作品は１０月の本校文化祭でも展示し、生徒たちも思い思い手触りを楽しんでいました。「触る」ことで「アート」に対しもっと身近な感情を持ってくれたように感じます。

　盲学校さんに協力いただいて、名画を立体コピーしました。明度を元に段差ができ、触感で形を感じることができます。ゴッホの「ひまわり」は、モチーフのひまわりと背景の明度差があまりないので、立体コピーの形もぼんやりしているなど気づきがありました。

　キャプションの点字は生徒によるもので、中心となった生徒は非常に手際よく点字を打つことができるようになりました。美術科以外の授業でも点字に挑戦し、自分の名前やミニアートの制作をしました。

　ブレイルフレンドリープロジェクトの加藤さんの点字アートです。加藤さんからは、点字アートだけでなく、アートをとおしてどう社会と関わるかを教えていただいています。

　１０月から健軍商店街に、探究活動の成果や美術科の作品を展示させていただき、得がたい経験をさせていただきました。

　健軍商店街の皆様、関係の皆様、本当にありがとうございます。

　年末まで、生徒たちの作品をお楽しみくださると幸いです。