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2023年12月08日
スマートスピーカーとは、「音声」で操作してAIアシスタントを利用できるスピーカーのことです(AIスピーカーとも呼ばれます)。
2023年のある調査では、スマートスピーカーの認知率は8割程度、所持率は1割程度のようです。このような新しい家電は、まず新しい「機能」である程度普及します。その後、デザイン性。使用する場面や活用方法の再提案、広告で再度注目を集めることが多いようです。(ファミリー向けワゴン車の販売などにもそんなエピソードがあります)
スマートスピーカーもある程度機能は成熟し、認知もされてきましたが、今後さらに販路を広げるならデザイン性と消費者を引きつける活用方法、商品にまつわる物語性をPRする必要があります。
そこで、美術科の専門授業で、スマートスピーカーの本体のデザインをしました。立体造形の演習を兼ねて、石膏カービングで制作しました。商品を使用しているイメージで写真を撮影し、提出完了になります。
AI人材も今後は開発する技術者だけでなく、活用・マネージメントできる人材を必要としてきます(いわゆる文系AI人材ですね)。
「STEAM教育のカリキュラム開発」を目標に掲げている本校としても、ちいさな「探究の種」から実践を重ね、社会に貢献できる人材の育成を目指していきたいと思っています。
以下の写真は、生徒の作品です。ぜひお楽しみください。
↑小鳥のデザインのスマートスピーカー。スマホと違って、誘惑が少ないのも勉強のお供に良さそうです。
↑白い切り株がスマートスピーカーの設定です。クリスマスらしい写真になりました。組み合わせるものを変えると、多様な季節に対応できそうです。端末をインテリアデザインとして活用する好例です。
↑石膏の素材感が美しい作品。写真を撮ることで、光を意識できるようになります。
↑背景の組み合わせが秀逸です。高級感を感じさせたいのか、カジュアルにしたいのか、背景で差が出ますね。
↑これは手前のケーキ風のオブジェがスマートスピーカーです。こんなデザイン商品がでたら、メカが苦手、という人にも使ってもらえそうです。
↑IOT家電もだんだん家族のようになってしまいます(つい、「悪いけど○○して~」とか声をかけてしまったり・・・)
↑植物との組み合わせも素敵です。
↑無機的なイメージのある商品ですが、このようにデザイン一つで生命力を感じさせることができますね。
↑花瓶にもなるスマートスピーカー。
↑図書館で本の検索を手伝ってくれるかも・・・
↑モニターのある商品も出ています。
↑背景と色調を合わせると、作品のイメージが引き立ちますね。
↑造形のクオリティも高い作品。
↑音楽を聴くだけでなく、タイマーやメトロノームなど音楽的な機能が充実した商品もありますね。
これからも、「美術をとおして科学する」チャレンジを続けていきたいと思います。
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