SSH NEWS

１１月２９日（水）第二高校アクティブラーニングルームにて、県内SSH校および理数系のコース・学科を有する高校で組織する「熊本サイエンスコンソーシアム（KSC）」の第３回担当者会議および共創ワークショップが行われました。

会では初めに、今年度のKSCが大学と取組んだ高大接続研究の報告や、崇城大学の探究活動支援入試で大学進学を果たした、KSC所属校出身の生徒インタビューの報告などが行われました。

高大接続研究では１７件、８０名以上の生徒が１１月末までに崇城大学、熊本保健科学大学、熊本大学との研究支援を実現し、高度な科学探究力の育成と専門的な知識等を習得することができました。

後半は、熊本大学の川越明日香先生を講師にお招きし、「科学技術人材育成のためのマクロルーブリックの作成と運用」のテーマで講義いただきました。各校で探究活動を中心とした授業等の評価について、ルーブリックの作成の手順とその効果について、非常に勉強となる講義でした。

最後に、グループに分かれ、各校で育成を目指す人材像の共有と将来的にKSC全体のルーブリック作成を目指してワークショップを行いました。

各校が力を入れている項目を付箋紙に書き出し、それらをまとめ共通項をまとめていきます。さらにグループの共通項を全体で集約し、KSCとしてどのような部分を育成したいのかを可視化することができました。

この取り組みは引き続き実施し、最終的にはＫＳＣルーブリックとして、広く普及を目指していきます。

御参加いただいた先生方、ありがとうございました！！