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　１２月１日は九州大学芸術工学部特別講義・九州国立博物館文化財保存研修がありました。

　２年理数科・美術科が参加しました。

　九州大学では合同で講義「ヒトの多様性とデザイン」を受講し、環境への順応や適応によって生まれた人の多様性（生理機能）について深く学ぶことができました。デザインの大前提を科学的に学んだ時間になりました。

　午後は九州国立博物館に移動、文化財保存研修を受けました。通常は入ることができないバックヤードに入り、修復の現場をリアルに見学することができました。

　災害の多い日本で、できるだけ多くの人材が文化財保護に感心を持つようプログラムを組むことも、美術科・理数科を有する第二高校の責務と感じています。この研修をとおして、有事の際、自分が当事者となったとき、どう動けばよいか、誰に頼ればよいかを考えるきっかけとなったと思われます。

　この学びが、深く長くつながっていくことを願います。