SSH NEWS

　11月21日から22日までグランメッセ熊本で開催された先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2023、盛況のうちに終了しました。

　本校はＫＳＣ（熊本サイエンスコンソーシアム）の事務局校として出展、同じＳＳＨ校である宇土高校や鹿本高校の皆さんも同じエリアで展示し、生徒同士の交流も深めることができました。

　当日は企業・大学・学校関係の出展者と一般観覧の方々が、ブースに足を運んでいただき、防災への関心の高さを感じました。高校生の展示も丁寧に見ていただき、貴重な助言をいただきました。

　建築・土木系、製造業、環境、自治体の出展が多くあり、参加者の皆様から、これからの社会を担う人材としての高校生への期待、防災という研究テーマを共有する仲間として志を引き継いで欲しいという思いを感じました。

　特に第二高校出身の方から励ましの言葉を多くいただきました。ありがとうございます。　

↑第二高校ブースにて。この積み木コーナーは学生たちの憩いの場になっていました。身長より高く積まれていく積み木を近所のブースの皆さんがハラハラしながら見守ってくださっているのが、ありがたかったです。このあと2回ほど見事に倒壊し、みんなで大いに笑いながら新しく積み木を積んだことでした。

　他校の取組は大いに刺激になりました。

　熊本高校の地域連携の探究ポスターに学ぶ美術科1年生。

　第二高校卒業生の方もいらっしゃる地元企業のＦＫＧコーポレーションさんからは、リサイクルした燃料灰を提供していただきました。今後、「絵の具の研究」をしている生徒が顔料にする予定です。

　様々な企業が研究を重ね、社会に役立つ商品やシステムをつくろうとしている姿に、生徒たちの探究活動の未来の姿を感じました。

　会場は、人材交流の場としても活気づいていました。防災教育だけでなく、生徒のキャリア教育にも大いに活かすことができる場でした。

　関係の皆様、貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。