SSH NEWS

９月１７日（日）と１８日（月・祝）の２日間、本校生徒三学科８名の生徒が、京都府立嵯峨野高等学校と県立鹿本高等学校と合同で開催したジャパンフィールドリサーチin熊本に参加してきました。

イベントは玉名郡和水町で行われ、山林に入り、竹林や針広林についての調査や、地質調査に加えて、植生調査や絵の具の顔料となる土の採取等を行いました。以下は初日の様子についてです。

初めに全員で当日の内容確認、安全上の諸注意などを受けました。

その後生徒は調査を行う和水町の自然と歴史について、前和水町の教育長の岡本貞三様から説明を受けました。

和水町の農産物や、金栗四三についての紹介等、幅広く様々な内容の紹介がありました。

合わせて嵯峨野高校の先生より研究についての向き合い方を倫理的な側面にも触れながら説明をしていただきました。

その後、竹林へ入り、生徒はそれぞれのテーマで調査を行いました。

竹林の中でも先生方の話を熱心に聞いていました。

土を採取し、色見本と合わせることで、実際の顔料として使用するイメージを膨らませていました。

フィールドワークが初めての生徒がほとんどで、当日は雨の心配もありましたが最後まで自然を題材に多くのことを学び得ることができた一日となりました。

今後もSSH研究開発の一環として、さまざまな経験を重ねることで、独創性と創造性に富んだ科学技術人材育成を目指していきます。