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本日のGR・AS II データサイエンスゼミでは熊本大学特任教授の中村振一郎先生にご講演頂きました。

講義では世界の様々な問題や自然現象について、データ分析することで見えることについて考え、人工知能と自然知能の関連について学び、講義の後半では、中村先生が理化学研究所時代に取り組まれた分子運動を可聴化したモデルを紹介していただき、科学と芸術についての示唆のあるお話もいただきました。

まるで音楽家が奏でたような分子運動の可聴化された音を聞き、生徒はとても驚きと刺激を受けた様子でした。

今回の講義を通じて、思い込みでない確かな事実の一つであるデータを用いて世の中を考えること、そして

「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」という、本質に迫る問いについても考えることができました。

以下は生徒の感想です。

＜生徒の感想【抜粋】＞

●データサイエンスはこれまでのデータから学ぶものだと思っていたが、データからどのように生きていくのかを見つけていく学問だと知り、とても興味深かった。

●世の中について”空気で決めるな　データで決めろ”という言葉が印象的だった。アポトーシスを音階で表現する等、想像を超えた講義が面白かったです。

●世の中の数値で表せないものを、これまでの結果で数値で表されるものを使い考えることが、世の中を造ることに繋がるんだと思った。

●理解するというのはそれを創れるようになることであり、理解するためには愛さねばならないという点がよい考え方だと思いました。

●人工知能が活用されている世の中だが、自然知能という言葉を知ることができ、世の中について深く考えることができた。