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2022年10月04日
10月4日(火)6限のSSⅠは、新たな取り組みとして「基本法則に関連した化学史」をもとにして科学者(哲学者)の思考を辿り、最後は他者へ説明するという過程を経験してもらいました。
基本法則を学ぶ上で、障壁となるのが、すでに獲得してしまっている知識です。
この知識が邪魔をして、科学者(哲学者)の思考を辿ることに苦戦を強いられていましたが、一生懸命「何か」を見出そうとする姿がありました。
各法則について、自分なりにまとめた後は、グループを再編して、互いに法則を説明しあう時間をとりました。
他者へ説明をしていく中に、自身の理解が深まる場合もあれば、不明瞭な部分が浮き彫りになることもあります。どちらのケースも自身を成長させる良い機会になるに違いありません。
無事に矛盾点を見つけ出し、化学史とともに基本法則を十分に理解してもらえたと思います。
授業の最後には、「説明するとはどういうことか?」について、1950年代のアメリカの哲学者カール・ヘンペルが提唱した「説明の被覆法則モデル」をもとに紹介しました。「一般法則と個別的事実」、「説明すべき現象」この2つを結び付ける作業が説明にあたるという少し難しい話になってしまいましたが、生徒たちはうなずきながら一生懸命「何か」を得ようとしていました。
この学びが、来年の課題研究に役立つことを期待します!
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