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相手にわかってもらうための書く技術

2021年01月18日


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2021年01月18日

相手にわかってもらうための書く技術

科学家庭では、「説得性の高い小論文やレポートの書き方」を身に付けることを目的として「パラグラフライティング講演会」を行いました。講師は日本福祉大学客員教授の野田直人様で、オンラインの御講演でした。

国際標準の文章構造は、文化や言語が異なる人たちが、相互に誤解なく理解しあうために発達した文章作法です。

講演会の題にも含まれる「パラグラフ」は、一つの考えのまとまりを示す概念で、論理構造を示すための単位です。日本語の「段落」とは、性質が少し違う部分があります。一つのパラグラフでは、一つの主張・アイデアだけを示します。生徒達は、ディベートに取り組む機会もありますが、その場面でとても必要になる考え方です。写真のスライドにもありますが、読者責任といえる作文と大きく違い、書き手責任という視点をもつことが必要です。

家庭科では、ホームプロジェクトなどをはじめとして文章を記述し、思考を深める場面が多々あります。今回の講演を基に、パラグラフの書き方を練習し、続いて自分のホームプロジェクトを800字にまとめるワークに取り掛かります。難しい練習ではありますが、練習場面を複数作ってスキルを磨いていきたいと思います。

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