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１月２２日（月）の５・６限を利用して、本校理数科・美術科の１年生が合同で取り組む独自のＳＴＥＡＭ教育「科学芸術」を行いました。

今回は「空き家問題を解決する」をテーマに、課題を解決すると同時に、アントレプレナーシップについての体験も行いました。

講義は、熊本県立大学環境共生学部環境共生学科居住環境学専攻の 佐藤  哲 准教授を講師にお招きし、前半は空き家問題について、現状と各地域の取り組みを講義形式で実施し、後半は、ドメインシートを活用して「現在→新提案→変化」を意識してプランを考えていきました。

短い時間の中でも、理数科と美術科が協力してアイデアを出し合いながら、よりよい解決策とビジネスプランを考えていきます。

講義の終わりには代表の班に発表を行ってもらい、佐藤先生からの講評をいただきました。

佐藤先生からは「SNSを使ったPR方法や小学生が経営する空き家計画等、とても面白いアイデアを聞くことができました。」とお褒めの言葉ももらいました。

１年生は２年次になるとより専門的で深い課題研究等を行いますが、その際にも本日体験したようなプロセスと、科に捉われない柔軟で独創的なアイデアを創出することで、充実した研究になってくれればと思います。

＜主な生徒の感想（抜粋）＞

美術科だけでは難しいと思っていた設計やアプリ開発、ホームページの運用など理数科の力を借りることで可能性や幅が広がると思いました。私達はアートの目線中心で考えることが多いけれど、理数科の問題の根本を別角度から考える視点はとても勉強になりました。【美術科１年】

課題解決について、何でも行動に移すことは難しいことだけど、やろうと決意し行動すれば決して不可能なことではないとわかった。これからはよく考え、知識として知ってるだけに留まらず、実際に行動に移せる人になりたいと思いました。【理数科１年】