SSH NEWS

　学校設定科目アートサイエンス（対象：美術科）では美術と科学を融合させた探究活動に取り組んでいます。

　2年生は昨年度からの継続で美術館運営に関する研究を行っている生徒を中心に触覚でも楽しめるインタラクティブ・アート（双方型のアート）の提案をしました。

　視覚的にもうつくしい作品になりましたが、様々な素材を触って楽しみ、作品の一部である鈴の音を楽しみ､五感で味わうことができるアートです。

　さらに、小さなシールが添えられており､好きな場所に貼っていいという内容です。

　２年生の有志の共同作品です。説明文は１年生が点訳しました。

　これは１年生の作品です。１年生は盲学校コラボグループによる、視覚障がいのある方の為の美術館展示の提案を行いました。研究を始める前に、盲学校の皆さんからもらったアンケートをもとに､テーマを考え企画を考えました。春夏秋冬の連作になっています。

　この経験で、表現者としての立場だけでなく､鑑賞者がどう感じるかを深く考えるようになったと生徒が述べていました。１年生の作品は四季をテーマに触覚や触ったときの音で季節を感じてもらう企画です。

　今回の連携で、同じ時間に何かをつくるといった時間はとれませんでしたが、お互いを知り､お互いを深く理解しようとする学びも、豊かな連携なのだと学びました。

　作品は１０月１１日～１５日まで､美術科制作展でみることができます．ぜひご来場ください。