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M5Stackを使ったプログラミング体験会

2024年06月18日


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2024年06月18日

M5Stackを使ったプログラミング体験会

6月17日(月)の放課後、本校生徒希望者を対象に、プログラミング体験会が実施されました。

理数科・美術科・普通科から12名の生徒が参加し、本校OBである一般社団法人熊本県情報サービス産業協会の矢野翔大さんから講義と実際のプログラミングのレクチャーが行われました。

初めに、データサイエンスを取り巻く近年の状況と、データを取り扱うとはどういうことかについて学び、データを集めること、その重要性、プログラミングを使った手段等について学び、今日頻繁に使用されているプログラムである「ラズベリーパイ」が最適解なのかという問いについて考えます。近年、広く利用されているツールですが、本校ではm5stackを使って、デバイスの制御と活用を目指します。

講義が終わると早速プログラミングのスタートです。本日は温度や湿度、気圧などの環境プログラミング情報を表示するために、実際のプログラミングを組んでいきます。

作成した参考動画を見ながら、2人1組で、試行錯誤しつつ、15分ほどで完成です。気温や湿度、気圧がリアルに変化する様子を見ることができて参加生徒も驚いてました。

もちろん色んな文字が表示できるので、こんなチャレンジ!?をしている生徒も…

ここからは発展内容として、得られたデータを蓄積する方法を学びます。

方法として、表計算ソフトの拡張機能を用いてデータをM5stackから一定の間隔で収集するプログラムを作成します。

実際に用いたコードの一部です。スクラッチの中身である詳しいプログラミングの一つ一つについてもここでは説明をしてもらいました。

説明後、再度スクラッチでプログラミングを組み上げると…30秒毎に環境データの蓄積ができるようになりました。

興味を持った生徒の中には、湿度が何%を超えると画面の色を変えるなどのプログラミング作りにもチャレンジ!!

成功すると大喜びの様子でした。

生徒の中には課題研究にも応用ができそうだと、次の構想をイメージして今日の体験会を実りあるものとしていました。

m5stackはスクラッチ形式でプログラミングを組みますが、その基本構造はPythonプログラムと同じです。ここで学んだことを今後の進路や課題研究にも活かせそうですね!!生徒のみなさんお疲れさまでした。

<生徒の感想【抜粋】>

今日の体験会で使用したUiFLOMのようなブロックを繋げてプログラムを組めるアプリもあるんだと驚きました。課題研究で取り組むテーマでは、プログラミングも絡めた内容を行う予定なので、実際に触れあうことができ、テーマ研究を進めるための予備知識にできました。美術科2年

プログラミングについては、1年次に習いましたが、今回の体験会で学び直すことができて良かったです。また、部活で使いたいと思っていたので、タイミングよく知ることができました。うまく活用したいです。理数科2年

・今日では、コンピューターがとても重要なので、プログラミングの基本知識と発展的な内容、実践で使える能力を身につけていきたいです。特に、今年から情報も大学入試に含まれるのでしっかり勉強して、自分の将来を築いていきたいです。普通科1年

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