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2025年05月19日
5月14日(水)、一年理数科生徒を対象に、九州電力体験授業が行われました。
2年前から実施しているこの授業は、エネルギーを取り巻く今日の状況を理解し、私たちにできることは何があるのか、具体的な「日本のエネルギーの未来」を考えることが目的です。
初めに、CO2等によって引き起こされる地球温暖化が、世界中で起こっている異常気象や様々な病気の悪化に大きく影響していること、
そして地球温暖化防止にむけたカーボンニュートラルを目指す世界の状況や日本のCO2総排出量について教えていただきました。
2050年を目標に二酸化炭素排出量を0にする取組や、日本の二酸化炭素の排出量の多さに驚いていました。講義の後半は、エネルギーを考える視点「S+3E」と「同時同量」について。エネルギーの需要と供給のバランスや安全性について知識を深めることができました。
講義の後は生徒間で行う課題解決WSです。
原子力や火力など様々なエネルギーがある中で「どんなエネルギー構成が未来に望ましいのか」その電源構成について個人→グループでエネルギー構成を作成しました。
提示されたエネルギーを元に、グループで未来のエネルギー構成を考えます。
多種多様の考えがあり、どの班もとても積極的な議論が行われていました!
その後、いくつかの代表班が全体に考えたエネルギー構成を発表してくれました!
発表に対し九州電力の方がそのエネルギー構成のメリット等について詳しく解説していただきました。
他の班の皆さんもとてもよく考えて作成してくれました。
最後に、鹿児島県の川内原発の原子炉内をVRで見学しました。
普段見ることが難しい原子炉内を見られたことはもちろんですが、VRを体験し非常に満足した様子でした。
自分たちの未来について考えるきっかけとなる授業となりました。
ありがとうございました!
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