SSH NEWS

新学期、授業が始まりました。

先日１年生に一人一台端末の配布がありました。

美術科３年生は勉強だけでなく作品制作の準備にも活用しています。

彼らは春休みから「卒業制作」を制作しており、美術科専門科目「鑑賞研究」では卒業制作で参考にしたアーティストやデザイナーなど調べた事を、Google Cloud を活用したJamboard アプリを使って考えをまとめプレゼンテーションしました。

１時間で内容をまとめ、次の時間でグループ発表、さらにグループで選ばれたベストプレゼンを全体で発表しました。

生徒たちの方が慣れてきて、自分たちで画面共有をして発表の工夫をしていました。

生徒の感想を紹介します。発表を聞くことを通して友人の新しい一面を見つけた。自分自身の世界も広がったという意見が多くありました。

★発表を聞くことによって、作品作りに対する思いやそれをどう大作に落とし込んでいくのか、普段あまり聞けないことを聞くことができたり、知らない作家を知ることができたり、「作品制作のスタート地点」の様々な視点を知ることができて良かったです。

★みんなそれぞれに参考にしたい作家がいて、表現したいコンセプトも明確で、きっと素敵な作品ができるんだろうなと思った。みんなの発表を通して、こういった世界観もあるんだな、こんな表現ができるんだな、と色々なことを知ることができたので、視野が広がったと思う。自分の作品に活かせるところは活かしつつ、自分なりの表現もしていきたいと思う。

★私は、このアーティストのここを真似したい！と思ったことがなくて、正直そう言ってる周りの人の心境がわからなくて、文学から選んだので、この授業で全く違う価値観を知ることができるのはとても幸せだなと思います。友人の発表での、「リアルでなくてもこんな質感だ、空気感だ、とわかるところに憧れている、卒業制作で参考にしたい。」という意見は、すごく具体的でありがたい意見だと思いました。