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5月23日（木）の午後、１年理数科生徒を対象に「科学倫理」が実施されました。

本日の内容は６月に控えた江津湖実習の際に行う環境調査及び生態調査における研究倫理を学ぶことです。

始めに、科学の歴史上における役割を１７世紀後半から１９世紀中ごろ、そして２０世紀以降の３つのステージに分けて説明が行われました。

科学は歴史の変遷に伴って個人から集団そして社会へと開かれ、その社会的責任が今日には求められているということをしっかりと確認します。

その後は、研究不正に関する３R（改竄・捏造・盗用）について学びます。当然、これらのことはどのような場面でも許されることではなく、６月に行われる江津湖実習の際には、私たちも意識して取り組まなければならないことだと意識します。

最後に、実際に当日使用する生物探究のノートやこれまでの実験ノート、大学のレポート例等を見ながら、研究倫理の側面から良い点、悪い点を話し合い、どのように記録を行うことが大切なのかをまとめ、リストの作成を行いました。

作成したリストは昨年、一昨年の先輩方のものと合わせて、今後、第二高校の課題研究等のチェックリストとして活用できればと思います。

短い時間でしたが生徒のみなさん、お疲れ様でした。