2020年09月05日
9月5日(土)に、本年度の第1回校内実技模試を実施しました。
毎年、美術科3年生の多くが受験する美術・デザイン系の大学や国立大学の教育学部(美術科等)の入試では、学科試験と実技試験の合計で合否判定が行われます。本校では学科の模擬試験だけでなく、実技面でも独自の模擬試験を行い、進路検討や判断の材料としています。
今回は、年間計3回予定している実技模試の第1回です。台風10号の接近に伴い、当初予定していた2日間の日程を1日で行うことになりましたが、参加した3年生は半年後に控えた本番を射程に捉え、意気込みも充分です。
第1回は、表現の基礎となるデッサンの力が試される課題です。志望校に併せて静物モチーフと石膏像のどちらかを選び、鉛筆または木炭を使って8時間で描き上げました。
生徒たちはこれまでも授業や課外授業、部活動などでトレーニングを重ねており、開始の合図と同時にモチーフと対峙する眼差しからは、日頃の成果を発揮しようとする静かな闘志と、本番さながらの緊張感が感じられました。
また、制作中は様々な見方を関連させながら描くことが重要となります。生徒は時々作品から離れて全体感を見たり、別の角度からモチーフを確認したりしながら、光と影、色や形、質感や構造などをバランスよく再現することに努めていました。何よりも8時間もの間、手を動かし続け、描画材料や道具を駆使して表現する集中力には感心するばかりです。美術科生の集団の質の高さを改めて感じ、頼もしく思いました。
終了時にはさすがに疲れ切った様子でしたが。一日格闘したデッサンは美大生にも引けを取らないものも多く、高い技量が発揮されていました。後日、採点結果の通知と併せて個別講評を行います。今回の制作を振り返り、成果と課題を確認して、本番までにさらに基礎力を充実させてほしいと思います。
次回10月に行われる第2回目は、各大学の試験内容に併せて、油彩画や水彩画、平面構成などの選択肢を加え、より専門的な内容で実施する予定です。
下級生へのアドバイスを作品にしてみました!
今年も熊本県高校美術展で多くの生徒が上位入賞を果たしました…
石膏像(マスク)の模刻に奮闘中!
ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
1年S組[
「家庭基礎」の授業で東区役所保健こども課健康増進班の方々と…
熊本県立大学の田尻准教授より「ずいき」を提供していただきま…
韓国風のり巻き、呉汁、いきなり団子に挑戦!
城野印刷さんとコラボ
絵本展示と個展
〒862-0901 熊本県熊本市東区東町3-13-1
TEL:096-368-4125 FAX:096-365-5636
〒862-0901 熊本県熊本市東区東町3-13-1 TEL:096-368-4125 FAX:096-365-5636