2020年12月16日
2日目の午後は、グループワークの合間に安藤忠雄の作品でもある「地中美術館」の鑑賞です。 その名の通り建物の大半が地下に埋設されており、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品が設置されています。作品のためだけに設計された空間はどれもスケールが大きく、ここでは作品を見ると言うより、作品に入り込む・取り込まれると言ったほうがふさわしいかも知れません。 普段は賑やかな生徒たちも、ここでは沈黙の中で瞑想するように作品を味わう姿が印象的でした。
夕方からはグループワークのプレゼンテーションを行いました。 3人または4人で編成された11のグループが、それぞれ話し合いながら練り上げたプランを提案します。アートのある地下シェルター、水を揺らし地震の危険性を伝える作品、海中美術館、ゴミ問題や水質汚染などの解消に向けた作品展示、メンバーのもつテーマを1つの立体にまとめた作品など、どの班もメンバーの声を丁寧に取り上げ、メッセージ性の強い提案でした。 直島の自然や作品鑑賞を通して考えたことなどから着想を得たものも多く、入力と出力をループさせる学びが機敏にできる生徒たちの資質の高さを改めて実感しました。何より全員が自分のこととして課題を捉え意見を述べる様子や、短い時間の中でも上手くまとめる美術科生のチークワークの良さを見て嬉しくなりました。
プレゼンテーションの後はジェームズ・タレルに倣って光を使った作品づくりに取り組みました。 厚紙を切り抜いて開いた部分にカラーセロハンを貼り、そこを通して光を投影するものです。暗い室内にみんなで絵柄を映し、楽しいひと時となりました。
明日はいよいよ最終日です。直島を離れ、犬島へと研修の場を移します。
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