SSH NEWS

第二高校ＳＳＨ事業のⅤ期研究開発の１つである「課題研究を中核とした独自のSTEAM教育システムの開発と普及」を目指し、１年理数科SSⅠの時間に「科学倫理」を実施しました。

第１回のテーマは”科学者のあるべき姿とは”について、科学史を踏まえながら科学倫理について考えました。

初めに授業担当より、サランラップや原子力など、民生利用または軍事利用を目的として開発・利用されてきた科学の例が挙げられ、科学は人の手によってさまざまな形態をとり、大きな影響を与えたことが紹介されました。

その後生徒は、今考える”科学者とはどのような人物”なのか、をグループで話合い、意見をまとめていきます。

次に、翌日に控えた江津湖実習に関連し、実験ノートの取り方について学びました。データ提供を頂いた県内大学で使用されていた実際の実験ノートを題材として、良く工夫されているところや実験ノートとして不適当なところがないかなど、グループで意見を交わし、まとめていきました。

リケジョたちも積極的に黒板に書いていきます！！

最後に、クロムブックを使って実験ノートを作成するために必要なチェックリスト項目を入力しました。

今後、入力したチェックリスト項目をまとめて学校オリジナルの「実験ノートチェックリスト」を作成する予定です。

最後に、ある生徒がまとめたワークシートを紹介します。

今後も、第二高校独自のＳＴＥＡＭ教育を進め、本質を見極められる生徒の育成を目指します。