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2023年03月25日
3月7日、2年生美術科でSSH特別講義「美術解剖学講座」を実施しました。今回も九州中央リハビリテーション学院から講師として、大村充弘先生、理学療法士 福岡進さんをお招きし、理学療法の観点からの講義と、彫刻的な視点を軸にしたクロッキー講座を行いました。
事後アンケートでは二高ICEモデルで自己評価を行いました。二高ICEモデルは生徒の質的な成長の変化を確認することができ、このような学問横断型の授業では特に効果を発揮します。
Iフェーズ(解剖学的な理解)
Cフェーズ(知識と表現の関わり)
Eフェーズ(自らの表現活動やキャリアに向き合う、主体的な学習態度)
今後は「美術解剖学講座」を理数科や普通科でも開講していく予定です。
以下、生徒の感想を一部紹介します。
「人体解剖学という今まで学ぶことがなかった観点から人体について論理的に学ぶことができました。重心の位置やその位置による人体に現れる効果を実際に自分の体などを見て確認、理解することができました。また、重心や支持基底面の広さなどで人体の安定感が変わり、感情の表現もそれで表現できるということを知りました。実際にクロッキーを取り、重心について確認することができました。また、これまで見えていなかったバランスや軸を確認することができたのでこの反省点を次に活かしたいです。」
「これまで何回かクロッキーの時間があって何回も描いた経験はあったけれど詳しい構造を初めてしっかり学んで今後に繋げることができるようなことばかりをまなぶことができました。元々重心などについては何度も授業で注意を受けていたけれど正直はっきりとは理解していなかった部分がありました。でも今回の講座で重心以外でも体感や安定不安定などプラスαで学べてとっても充実した講座だったと思います。」
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