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2019年11月01日
11月1日はSSH特別授業として、東京からアート・アンド・ロジック株式会社取締役社長増村岳志さんをお招きし、科学と美術がいかにリンクし、それがビジネスの世界でどう活用されているかをお話していただきました。
増村さんが主催されるアート・アンド・ロジックでは社会人を対象に「本来、誰もが持っている感性を引き出しながら、感覚のみに頼らないロジックに基づいたワークの数々に取り組むことで、左脳と右脳の両方を活用したハイブリッド型の思考スタイルを身につけ、課題を独自の視点で発見し創造的に解決する力(デザイン・クリエイティブ思考の源泉)とイノベーションを起こす力(※アート・アンド・ロジックHPより)」を身に付ける能力開発プログラムを行っています。
SSH第4期事業では「アートサイエンス」や「美術探究」といった学校設定科目を美術科に設定しましたが、美術を通した科学的探究は美術科だけでなく、普通科や理数科こそ意義があるのではないかと思い、この授業を設定しました。
まず、1年2・6組の生徒たち80人は普通科代表で授業を受けました。ワークシートに早い、ゆっくり等スピードを変えて線を引きます。その後自由に描写します。
この時のどのスピードの描写が心地よいか、また自由に描くとき抽象的な表現になるか、具象的な表現になるかなど、その人の思考の個性がわかります。そんな気付きをワークの後のグループでディスカッションをしたり、増村さんの講演を通して生徒たちにも多くの気づきがありました。
特に、この表の用いてアートとデザイン、アートとサイエンス、サイエンスとテクノロジーの関係が非常に刺激的で、現在の第二高校のテーマ研究の構造を考える上での参考になると感じました。
講演の際も生徒の言葉を巧みに拾い出していただき、終了後は何人もの生徒に囲まれ質問攻めになっていました。
これからもアートとサイエンスの可能性を探究する活動を開発していきたいと思います。
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