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2020年08月19日
8月19日、本校アクティブラーニングルームで SSH特別事業 二高English Camp(1日目)が実施されました。
計画段階から本校配置のALTお2人とSSH部、理科の先生方とでディスカッションを重ね、普通科、理数科、美術科の三つの科を越えて科学的探究を行うこと、全て英語による活動を行うことで、生徒たちのグローバルに発信する力を引き出すことを目指しました。
1・2年生の希望者26人のために、他校からもALTに応援いただきました。同じSSH校である熊本北高校、さらに熊本高校、第一高校から計5人のALTに講師として来ていただきました。開講式前からグル―プの生徒たちと自然な会話が始まり、打ち解けた雰囲気でスタートしました。
開講式の後、グループ内自己紹介、リーダー選定、グループネームを話し合いました。その後、生物教室に移動し、1日目の実験を行いました。
今日の実験の講師は本校のジョシュア先生。イチゴ、キウイ、ブロッコリー、オレンジジュースなど家庭にある食品と身近な道具でDNAの抽出実験を行いました。まずはジョシュア先生から全体指導として、実験の概要説明がありました。(生徒たちは事前学習として、ワークシートで各自実験の確認をしています。)
次に各グループに分かれ、実験を進めました。実験の仕様書も英語で、ALTとプロセスを確認しつつ行いました。
イチゴとキウイはジップ付きのビニール袋に入れてよくつぶします。ブロッコリーは外側の房をはさみでカットし、乳鉢でよく擦りつぶします。それぞれに、洗剤・塩・水で作成した抽出液を入れ、ガーゼで濾します。
濾した液体とオレンジジュースにエタノールを混ぜ、軽くかき混ぜて分離するのを待ちます。4色のカラフルな液体が色のついた層(野菜や果物)、透明な層(エタノール)、白く白濁した層の三つに分かれます。
この白く、粘りのある部分にDNAが含まれています。
その後、グループディスカッションを行い、実験前の予想と結果を分析したことをワークシートに記入します(もちろん英語です)。
その後、アクティブラーニングルームに戻り、ALTとzoomで参加した第二高校旧ALT(アメリカ在住)の先生方とのパネルディスカッションを行いました。
ビデオメッセージに加え、zoomでアメリカの大学の研究室とつなぐことで懐かしい先生方との交流が和やかに行われました。途中何度も会場が笑い声に包まれるなど、生徒たちとALTの方々との距離もどんどん縮まってきました。
1日目、最後はグループごとのワークショップです。各ALTがそれぞれの専門性をいかした、ワークを行いました。
進化生物学(遺伝子)
地球物理学
心理学
物理学(宇宙のお話)
化学(模型の持参)
短い時間でしたが、非常に有意義な活動となりました。
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