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2020年07月30日
本校「SSH第4期 中間評価」は、6段階の上位2番目【7校目〜21校目】にランクインする高評価を得ました‼(今年度のSSH中間評価対象校は、全国で77校)
SSH指定(1期5か年)の学校は文部科学省より3年目に中間評価を受けます。その結果について、過日発表がありましたのでご報告します。評価は、6段階のうち、上位2番目の「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」をいただきました。
この評価を大変嬉しく思うと共に、<高く評価された点>は更に充実させ、<一部改善を要する点>は真摯に受け止め全力で取り組んでいきます。以下に、講評を抜粋して掲載します。
<高く評価された点> ①SSH担当が校務分掌として明確に位置付けられ、SSH部と授業開発部が中心となって研究開発を展開している。すべての先生方が探究型授業に取り組み、「授業改善のための工夫の見せどころシート」を作成するなど、学校全体で実践している。
②理数科で実施してきた探究活動の成果を生かし、第4期は美術科・普通科でも課題研究に取り組む教科「探究」を設定した全校展開を行い、9割以上の先生が課題研究の指導に関わる全校的な指導体制となっている。
③二高ICEモデルによる評価手法を確立し、探究活動における生徒の資質・能力の成長の可視化に取り組んでいる。各教科・科目の授業でも二高ICEモデルを応用して指導と評価の一体化を図るなど、意欲的な取組が展開されている。また、生徒・保護者アンケートや卒業生追跡調査で生徒の変容や成果をきめ細かく分析され、成果が定量的なデータで示されている。
④教科会でのICE・ID研修会の日常的な実施、年4回の拡大研修会の実施、全職員と県内外教育関係者が参加する授業研究会の開催、他校視察など教員の指導力向上に向けた取組を組織的かつ積極的に実施している。
⑤3学科が協働した成果発表会の開催、学校ホームページの充実と開発した教材等の公開、各メディアを通じた情報発信、熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会等の主管校として他校をけん引するなど、積極的に研究成果の発信・普及に取り組んでおり評価できる。研究開発実施報告書も大変分かりやすく整理されており評価できる。
<一部改善を要する点>
➊理数科に加え美術科・普通科においても、大学・企業・研究機関等と連携し先進的な理数系教育や探究活動に取り組まれ評価できる。更に、高大接続の改善に資する研究を発展させ、成果を期待する。
❷科学系部活動は、多くの生徒が積極的に理数系コンテスト等に参加するなど充実した活動状況であり評価できる。更に高いレベルでの活動も視野に入れ、今後も生徒の意欲や主体性を高めていくことが望まれる。
詳細については、こちらをご覧ください。
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