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2020年11月19日
11月18日(水)、2年生普通科・美術科の各クラスで学校設定科目GR(グローバル・ラーニング)、AS(アート・サイエンス)で実施しているテーマ研究の発表会を行いました。
今週はグループ代表を選び、来週は選ばれた代表がクラス全体の前で発表をします。
評価は、自己評価、生徒同士の相互評価、教師による評価を行います。対話を通して、客観的に自己の研究を見つめることができ、研究内容がより深まった印象を受けました。今回の活動をID(インストラクショナルデザイン)「ガニェの9教授事象」で分析すると、展開の後半からまとめに位置します。
※『学習設計マニュアル127P』参照
事象6 練習の機会をつくる
➡発表のハードルを下げ、複数回のプレゼンをすることで研究内容が定着する
事象7 フィードバックを与える
➡グループ内で質疑をすることで、発表内容の課題を認識する
事象8 学習の成果を評価する
➡生徒同士の相互評価、自己評価、指導者による評価を行い、評価の精度を上げる。
事象9 保持と転移を高める
➡発表会後、研究内容を小論文にする。デジタル化し、外部に発表できる体裁にすることで、科学的探究としての学習の質に高める。
⇑ これは美術科の生徒の研究でつくった作品です。最初は「美術棟の外庭の樹木にネームプレートをつくる」が研究テーマでした。研究を進めるうちに、生産コスト(経費、時間)を考えてデザインするようになりました。さらに、もう一工夫し、樹木の名前+葉や実の情報を視覚的に表現し、冬になって葉が落ちてもどんな木かイメージできるようになりました。最初は制作そのものが目的でしたが、探究活動を進めるうちに視覚デザインの役割を認識するようになりました。
一人一人に深い学びがあったと感じました。
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