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Chromebookのある思考する授業 ホームプロジェクト「1年家庭基礎」

2021年07月03日


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2021年07月03日

Chromebookのある思考する授業 ホームプロジェクト「1年家庭基礎」

ホームプロジェクトは、家庭科の学習で学んだことを各自の生活に生かして、問題解決能力と実践的な態度を育てる学習方法です。身近な生活を見つめ(See)→課題解決のための大まかな計画(見通し)を立て(Plan)→実践します(Do)→そして、改善できたこと・できなかったこと・新たな課題は何か考え(See)→次のテーマへ・・・と発展していきます。

今日は、そのテーマとして何に取り組もうか?考える取組でした。

google Jamboardを使って、ブレインライティングという方法で協働しながらアイディアを出しました。ブレインライティングとは、リレー式でアイディアを書くことにより、アイディアを発展させていく方法です。写真は、4回目の記入タイムで、上にある3段目までのアイディアをみて、さらによいアイディアを提案している様子です。

これまでは、この写真のようなフレームを印刷した用紙を準備し、それをグループ内で回しながら書き込んでいました。今回は、感染予防にも配慮し、Chromebookを使ってJamboardに書き込むスタイルで取り組みました。Jamboardの使い心地の面白さに引き込まれ、取組が楽しく進みました。

これらのアイディアの中から、自分の興味や家庭の課題にふさわしいテーマを決定していきました。テーマが決まったら、早速その課題を解決するための計画を立てていきます。ここでは、ARCSモデルの4つの側面を使って、計画をたててみました。

AはAttention:注意 おもしろそうだと思う側面

RはRelevance:関連性 やりがいがありそうだと思う側面

CはConfidence:自信 やればできそうだと思う側面

SはSatisfacrion:満足感 やってよかったなと思う側面 です。

ARCSモデルは、生徒が持っている「学習設計マニュアル」第11章に記載がありますので、そこを読んで理解を深めていました。

テーマを決めたとしても、どうやって解決するか計画を立てるところでくじけてしまう場面が多い生徒にとって、どんな計画を立てたらよいかのヒントになりました。

ある生徒の計画です。テーマは「料理をする」

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A:毎日いろいろな食材を取り入れたり、旬の食材を取り入れたりする。食べるのが楽しめるように彩りを考える。

R:続けられるように、家族から感想を聞いて、評価してもらう。

C:一日一食は自分一人で作れるようになる。

S:弟に教えられるようになる。

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最後の「弟に教えられるようになる」って素敵ですね!

夏休みの課題「ホームプロジェクト」ですが、今日から2カ月間をかけて様々な取組を実践していきます。楽しみながら家族に貢献しようとする生徒の様子を、御家族も見守りつつ一緒に楽しんでいただけますように。

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