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2021年06月18日
SSH学校設定科目「GR(グローバルリサーチ)Ⅲ」と「AS(アートサイエンス)Ⅲ」のテーマ研究の締めくくりは英語による論文要旨の作成です。
ワークシートに基づいて、練習➡日本語要約➡英訳➡発表+相互評価を計5時間の授業で行いました。
英訳する前の日本語要約は予想以上にエネルギーを使ったようです。その分、英訳し易くより洗練された明快な文章にすることができました。
英語の先生が全ての教室にいるわけではないので、スマホ等の翻訳機能も併用しても良いことにしましたが、ほとんどの生徒がまず自力で英訳に挑戦しました。そして、グループで情報交換し、自動翻訳のメリット・デメリットも理解して、作成した英文の妥当性を検証していました。
最後は、「二高ICEモデル」に基づいた自己評価・相互評価をClassiに投稿します。
さらに英文をClassiに投稿してデータ化しました。まだ研究途中ですが、生徒たちの研究成果を学校全体の成長の記録として保存・共有できるような「学校ポートフォリオ」をつくることが今後の目標です。
生徒たちの感想です。
★自分の研究を英語にするだけでとにかく賢そうになった。これからはもっと自信を持って英語で自分の発表ができると思う。今回、最初にある程度自分で意味が通じる英文を作り、そこからよりかっこよく発表出来るように翻訳アプリを使用した。実際使った文法は中学生レベルだったけど思考をフル回転させたと思ったし、何より翻訳アプリも中学生レベルの英語をフル活用していたと感じ安心した。
★自分の力で英語を書ける能力が高くなったと感じました。しかしまだ知らない単語や文章の繋ぎ方がはっきりしないところがあるので、そういった箇所を減らすために単語の知識などを増やしていきたいと感じました。今回は比較的短い文章を英語にしただけなので、積極的に長い文章なども英語に翻訳して、二次試験対策の練習にしていきたいと感じました。要約した文を英語にするというのはあまり日常的にしない工程だったので、一生懸命取り組めました。よかったと思います。
★英訳をする際に、経済の専門用語だったりコロナ禍ならではの単語を調べるのにとても時間がかかりました。日本語にすると同じ意味の単語でもニュアンスの違う単語だったり、接続詞の使い方だったり、 前置詞の使い方だったり、改めて知る事が多かったです。今回は辞書やインターネットをたくさん使って仕上げた英語要約になってしまったので、未熟さを感じると共に今後は自身の語彙力や知識で高いレベルの英文を書けるようになりたいと思いました。
★日本語から英語に訳すことがこんなにも大変なのかと身を持って実感した。日本語は似たような意味で色々な言い回しが出来るため、悪い意味で捉えると回りくどい文章になる。だから、英語に訳しやすいよう簡単な言葉に置き換えてそこから伝えたいニュアンスの英単語を探す...の繰り返しで、英語が得意じゃない私からしたらかなり苦労する作業だった。だけど、頑張った甲斐あって自分がまだ獲得していなかった英単語を覚えたり、既に知っている単語でも「このような意味があったのか」と学ぶことが出来たのでとても有意義な学習となって良かったと思う。
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