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2021年12月10日
今回の初試みは「オンラインポスターセッション」です。
1年生は、昨年同様クラス代表者がオンラインで発表をしました。物理教室に代表者が集合し、そこから9クラスへ配信する形式。教室では、教室設置のプロジェクターで上映し、発表を聞きました。発表視聴後は、各自のClassroomに配信しているFormsに、評価とコメントを記入して投稿します。画面の操作もスムーズで全員で9人の発表を聞くことができました。
2年生。コロナ以前は体育館でのポスターセッションを実施し、対面での対話を楽しむ様子がみられました。400人が一斉に対面で集合するにはまだまだ不安があります。何より「寒い中でのセッションでない工夫」はできないか? そこで、一人1台端末を活用し、発表者が1人ずつ入ったgoogle meetの20のルームに、教室にいる生徒が「自分が希望するところ」へ入室してプレゼンを聞くスタイル=オンラインポスターセッションを実施しました。
発表する生徒20人(一班のみグループ)は、アクティブラーニングルームという100人が入ることができる大きな部屋から配信します。
イヤホンもせずに話していてハウリングが起きそうですが、英語科の授業でのスピーキングテストなど何回もチャレンジをした上で、この間隔でなら大丈夫と確認されていたそうです。質問はチャットを使います。チャットに視聴生徒から投稿された質問に、発表者が口頭で答える形式でやりとりをします。相当盛り上がった様子がみられ、発表会の機会を楽しむことができたようです。
教室は40人が静かに画面に向かい、質問タイムも無言の時間が続きます。担当の副担任の先生からは、「教室での生徒はオンラインに集中して、とても静かでした。発表がうまくいっていた証拠ですね。」とのこと。ゆとりのある時間配分で、相互評価のForms記入までしっかりと取り組めたようです。
今回の発表会で、2年生400人が一斉に、自分のchromebookで接続をスムーズにできる環境が確認できました。寒くないだけでなく、発表スライドを手元のchromebookで視聴できることでとても見やすく、声もはっきりと聞こえる環境となりました。今後1年生でも利用できそうな見通しです。利用が少しずつ広がっていき、双方向のリアルタイムでのやりとりを授業(コース)デザインの中に効果的に配置していけるよう、今後も工夫を続けていきます。
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